あさが来た|升毅演じる今井忠興の死!最後におこなう偉業とは?

 

朝ドラ『あさが来た』では、升毅さん演じる今井忠興が死んでしまいます。

 

今井家の当主として活躍し、いち早く銀行を設立するなど非常に有能な

ビジネスマンだった忠興も、引退し家督を忠嗣に譲りました。

 

そしてこのところ病気で伏せて梨江が付きっきりで看病している様子が

息子の忠嗣の口から語られていましたが、いよいよ最期の時が来るようです。

 

忠興と言えば幼い時のあさを厳しいながらも愛情を注いで育てしましたし、

ビジネス面でもここぞというときに的確な助言を与えていました。

 

そんな忠興が亡くなってしまうのは、あさはもちろんのことはつにとっても

大きな衝撃となりそうです。

 

そんな忠興ですが、亡くなる直前に偉業とも言えることをおこないます。

 

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升毅演じる今井忠興の死!最後におこなう偉業とは?

 

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今井忠興は亡くなる直前に目白台にある今井家の別邸を、

あさや成澤泉が設立を目指す女子大学校の用地として提供するのです!

 

史実上は今井忠嗣にあたる三井高景が土地を女子大学校の用地に提供しますが、

ドラマでは忠興がおこなうのですね~

 

この目白台の用地の提供は、女子大学校の開学の決め手になったと言ってもいいほどの

偉業でした。

 

史実の広岡浅子と成瀬仁蔵がおこなった日本女子大学の設立ですが、

日清戦争後の不景気でなかなか寄付金が集まらないなどピンチに陥ります。

 

さらにそれを乗り越えた後も、女子大学校の所在地を東京にするか、大阪にするかで

出資者が揉めることになります。

 

当然、関西圏の出資者は大阪に設立することを主張しますが、意外にも浅子は

当初から女子大学校は東京に設立すべきと、大阪派を説得します。

 

ところが所在地を東京にした場合に問題となるのは経費です。

 

どうやら当時は資金面でもかなり厳しくなっていたようで、所在地は東京に

決まったものの、女学校の東京女学館との統合を模索します。

 

恐らく女子大学校の用地を確保することが困難だったことが理由のようですが、

そんな悩みを一気に解消したのが三井家の援助です。

 

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三井家は目白台に所有していた5500坪もの広大な土地と、

5万円の資金を気前よく提供したのでした。

 

女子大学校の設立のために寄付金を出した出資者は多くいましたが、

多額の資金を提供した浅子や土倉庄三郎でさえも出資金は5000円です。

 

その10倍にもあたる5万円もの大金と目白台の広大な土地を提供した三井家の貢献は、

どれだけ大きなものであったか想像がつきますよね~

 

これにより日本女子大学校は開学するに至りましたが、三井家の援助がなければ

こうもスムーズにはいかなかったでしょう。

 

まさにこれは三井高景の偉業ですが、ドラマでは今井忠興の偉業として

描かれるようです。

 

山王寺屋の菊、妻の梨江に続いて忠興も亡くなってしまうのは残念ですが、

忠興のおかげであさや成澤の女子大学校構想も一気に現実化します。

 

そうはいっても、忠興の死は残念でなりません。

 

ここまで厳しくあさには接してきた忠興ですが、あさが女性実業家として

大きく成長できたのは、やはり忠興の背中を見てきたからだと思います。

 

明治維新の際の忠興の立ち振る舞いは見事の一言でしたし、

いち早く銀行業に乗り出した先見の明なども、

あさに大きな影響を与えたはずです。

 

加野屋の正吉、五代友厚、そして忠興とあさが大切なことを学んだ人物たちも

多くが逝ってしまいました。

 

このあたりは史実に基づくドラマゆえ、いたしかたないことでしょうが、

彼らのここまでの功績を考えると、残念でなりません。

 

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